クイーンエリザベス2世カップ
さて、今回の旅の大きな目的である当日のメインレース・クイーンエリザベス2世カップを迎えます。
日本馬はキャロットのネオリアリズムが参戦。
香港のワーザーやパキスタンスター、長く活躍しているブレイジングスピードやデザインズオンロームなど、出走は8頭ながら、なかなかのメンバーが揃いました。
平場の7レースの馬券はパスして、さっそくパドックへ向かいます。
パドック
最前列にポジションを取ると、日本馬ネオリアリズムも眼前に登場。
日本に帰国後、グリチャの録画映像を見ていたらばっちり私が映っていていました笑
テンションは高くなかったですし、馬体もよく見えました。
前年12月の香港参戦時は、マイルCSから間隔も詰まっていましたが、今回は万全の体調。
さすが堀厩舎、名調教師の仕上げです。
鞍上はマジックマン・モレイラ(莫雷拉)です。
現地ではその名手ぶりから、雷神と呼ばれているそう。
この日は3勝と絶好調!万全の体制で当レースに臨みます。
1人気はボウマン(布文)騎乗のワーザー。
前年の当レースの覇者で、当時日本から参戦したラブリーデイを破っています。
今年は香港ゴールドカップ(2000m)を勝ち、G2のマイル戦(4着)を叩いての参戦。
香港競馬は、明らかに適正外のレースを叩いて(捨てて)、本命レース全力パターンがよくあるので、馬券を買う際は注意が必要ですね。
シークレットウェポンです。鞍上はパートン(潘頓)。
前年の香港カップで、モーリスの2着になった実力馬です。
ここでは4人気でした。
こちらも海外競馬ファンにはおなじみ、デザインズオンローム。
かつては当レースも制し、香港ダービーや香港カップを勝つなど、香港競馬の中心馬でしたが、直近は全く結果が出ていません。
今回の鞍上は日本にもたまにきている、トミー・ベリー。
ブレイジングスピードです。
2年前の覇者も、さすがに8歳。成績は下降線です。
ザユナイテッドステイツはアイルランドからの参戦。
鞍上はプレブル騎手。
去年の安田記念でコンテントメントに乗っていた騎手ですね。
ディクションにはオリビエ・ペリエが騎乗。
初めて見ました笑
パキスタンスターは香港クラシック2着→香港ダービー2着。
このメンバーでは実力上位とみられており、2人気でした。
ちなみにそれらのレースの勝ち馬は、ラッパードラゴン。
ワーザーと同厩舎のJムーア厩舎なので、使い分けなのか翌週のチャンピオンズマイルに出走していました。
ご存知の方もいるかと思いますが、残念ながらそのレースでラッパードラゴンは予後不良となってしまいました。
日本でいうベストターンドアウト賞は、パキスタンスターが受賞しました。